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異文化って
Karenちのダイニングテーブル。あたしがプレゼントした刺し子の布の上に、折り紙の鶴とイタリア製のガラス細工が。(逆光ですいませえん) 友達に頼まれて、火曜日にコミュニケーションのクラスにパネリストとして参加することになりました。そこでちょっと異文化って、について考えてみることに。。 何が一番大変?何が一番違う??ってこっちの友達によく聞かれるけど、 実はあまり大きなことはない。 ほんとにちっちゃな違い。食、振る舞い、お風呂、別に生死にかかわるわけじゃないし。 でもそれの積み重なりがちょっとちょっと溜まってきつくなっていく。 そしてそれについての文句が言えないとか、だれかと共有できないとか、そういうことがきつかったりする。これは海外だから、、、、というわけではないと思うけど。 どこにいったって、違いは起こる。だって今までと違うところにいるんだもん。 そしてそれが普通なんだ。ほんと、当たり前のことだけど、それは異文化に入り込むときに持ってていたい前提。 一番大切なことは、「とりあえず受け入れる」という姿勢じゃないだろうかと思う。 「違う」と言ってしまうことは簡単だ。そしてそう言うことで、彼は自分の歩んできた道の輪郭をはっきりとることができる。それが異文化に触れることの1つの大きな収穫。 でもそれでそれを切り捨てたら、新しい世界の見方は自分の前に現れてこないんじゃないかな。 そしてあたしの場合、幸か不幸か、何人もの集団の中でたった一人のアジア人だったり、 何人もの集団の中でたった一人のノンクリスチャンだったりすることも少なくないせいで、 ここにあるものを受け入れざるを得ないという環境にいた。 文句を言っても、否定しても、誰も「あたしもそう思う」とは言ってくれない。 そして自分が日本人であったことで、(といったら怒られそうだけど)自分の信仰とか政治に関する考え方とかにプライドがなかったことも、「とりあえず受け入れる」には大きな貢献だったと思う。 でもそのおかげで、当初えーこれってちがうんやない?って思っていたことのルーツを知ることができたし、その同じルーツから出てきたものの中にはこれからの人生にきっと大きな影響を与えてくれるものもあった。 結局どの文化も良い点と悪い点がある。でももし新しい、を他の文化の良い点を自分の人生に取り入れられたら、もっと豊かになれるんじゃないかな。 そして大きな宗教のコンフリクトにいない、国際政治の中でもコンフリクトの中にいない、超中途半端な、だからこそ偏らない考えを見つけれるポジションにあたしたちはいるんじゃないかな。
by morico3105
| 2004-12-04 13:35
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